朝日新聞08.1.4

 

2008年1月4日の朝日新聞の記事より

伊豆海洋公園ダイビングセンターが50周年です。
50年前に我が師匠である益田一がダイビングセンターを始めた。

自分は18歳の学生のときに伊豆海洋公園の門を叩き、
中村宏治さんと同じようにタンク運びと園内の掃除の手伝いをしながら海に潜らせてもらってました。
その頃の訓練は、朝起きるとプールで泳ぐ。
ダブルタンクを背負って3000mをスノーケルで泳ぐ。
100mインターバル。
ネックレス(首にウエイトベルト巻き付けて)で沈みそうになりながら泳いだり。
食事当番になると、20数人分の昼、夜の食事を作ったり。
プール掃除、タンクチャージ、ポンプの見回り、合宿生活でした。
ひたすらトレーニングしたので、どんな海でも死なないし、お客様を死なせない自信が出来ました。

夏休みが終わると、週末ごとに千葉から伊豆まで電車で通ってました。
土曜日や日曜日の早朝に先輩インストラクターを起こし、
朝潜りに連れて行ってもらってました。海に潜るのが本当に楽しかった。

クリスマスの頃には一年の総決算「冬合宿」が開催された。
とにかくプールでも海でも、ひたすら泳ぐ。
サンカクに潜らせてもらったり、富戸から海洋公園の「ビッグダイブ」は最終日のイベントでした。
図鑑作成のための訓練もさせてもらいました。
海で魚を採集。
採集してきた魚の鰭立て、
ホルマリンで固定、
魚の特徴がわかりやすいようにして標本写真の撮影。
オリジナルの写真(当時はポジフィルム)を他社に貸し出すためのデュープ(複製)を撮影したり。
水槽に海と同じ環境を作って水槽撮影したり。

海に関すること。
潜水に関すること。
写真撮影のこと。
標本採集の方法。
標本の撮影から保存のしかた。
日本産魚類生態大図鑑をはじめとする数々の図鑑の製作過程も見せて頂きました。
また、私のニコノスで撮影した写真を図鑑に使っていただいたり。

本当に勉強させてもらいました。

益田海洋プロダクションで育った自分です。
残念ながら益田一と一緒に潜ることはかなわなかったが、
本当に多くの事を教えてもらいました。

今、あらためて、偉大な益田一の名に恥じないように
海の素晴らしさを多くの人々に伝えること。
安全にダイビングをするために必要なフリッパー(フィンとマスクを付けて水面を泳ぐダイビングの基本となるもの)の普及に力を入ること。

18歳のころからの伊豆海洋公園での生活。
伊豆海洋公園での潜水、伊豆海洋公園でのプールや海のトレーニングが今の自分を作り上げています。

益田会の先輩方に感謝!

2014.3.28
飯塚広夫

 

                                                

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